DIGIDAY［日本版］主催のCharbeatイベントが、東京・渋谷の「EBISU SHOW ROOM」で日本時間2018年1月28日の午後6時に開催した。イベントのタイトルは「最新事例に学ぶ、エンゲージメント構築の新セオリー」。44社72名が参加し、会場は超満員となった。

冒頭にDIGIDAY［日本版］発行人、今田素子氏が挨拶した。続いて、DIGIDAY［日本版］編集長の長田真氏が日本のウェブメディアビジネスの現状を簡単に解説。

第1部はChartbeat CEOのJohn Saroff氏が「米デジタルパブリッシング業界の最新トレンド」をプレゼンテーション。自身の父親が子供のころに立ち寄ったニューススタンドと、第ファンの有名野球選手の情報をメディアで得た経験から、デジタルメディアにおけるユーザーエンゲージメントの重要性を強調。米メディアでChartbeatが数多く活用されている事例をアピールした。

第2部は、日本のプレミアムパブリッシャーによるパネルディスカッション。日本最大のテレビ局・NHKの安井誠一氏、日本最大のウェブポータル・Yahoo! Japanの中村塁氏、大手新聞社のデジタル専業会社・産経デジタルの土井達士氏、ウェブメディア技術系専門情報ウェブメディア・Impress Watchの臼田勤哉氏、大手ビジネスメディア・ダイヤモンド社の麻生祐司氏が登壇した。Chartbeatによるエンゲージメント強化の工夫や、記事タイトルの改善のノウハウについて、活発に意見が交換された。

パネルディスカッション後のネットワーキングでは、それぞれのパブリッシャー同士でコミュニケーションを取り、日本のメディアビジネスをより良いものにする熱気に包まれた。

なお、イベントに先立ち、株式会社キメラがChartbeatの日本国内総代理店パートナーシップ締結についてのプレスリリースを発表した。これにより、Chartbeatの日本事業が加速するのは間違いないだろう。

• エンゲージメント 構築 、いま求められるメディアのあり方：NHK・産経・ダイヤモンド・インプレス・Yahoo!の事例 - DIGIDAY［日本版］